うちのキッチンの水道の蛇口。その付け根から少しずつ漏れ出る水は、いったい年間で何リットルになるのかな、なんて考えたことがあります。どうにかしないとヤバイ！というほどの水漏れではないため放置してしまっているのですが、もしこれが実は結構な水量になっているとすると、実害うんぬんよりも水道代の面で問題になりそうだなと。かといって、直せば月に数百円も安くなりますなんていうことはないでしょうから、何千円もかけて修理する意味を見いだせなかったりもするわけですが…。
正直なところ、この水漏れを直すことによって得られるメリットって、それほど大きくはないと思っています。むしろ、いずれはまた引っ越してしまうであろう賃貸のこの家で、わざわざお金をかけて直したところで、修理代のほうがもったいないと。でも、私がこの水漏れを放置していることで年間数リットルの水をただただ無駄に垂れ流しているかもしれないと思うと、それはそれで気分のいいものではありません。世の中には水不足で困っている人もいるのになぁ…なんていう風にも思います。この水漏れを直しても、その人達が救われるわけじゃないんですけどね。
こんな考え方をしている時点でお里が知れるといった感じですが、やっぱり人間、自分にとってメリットがあるのかどうかで考えてしまうものです。年間でどれくらいの水を無駄にしているのか。それを考えたら罪悪感とかも湧いてきますが、逆に言えば数リットル程度でしょ、とも。ただまぁ、大家さんが費用を負担してくれると言うのであれば、直してしまいたいなとも思います。水漏れしている付け根を毎回拭くのも、面倒ですし。大家さんに相談してみてどうなるか、試しに聞いてみるのもありかなぁと考えています。